日本シリーズ大展望号(2017)
2017年、今年の日本シリーズは
福岡ソフトバンクホークスVS横浜DeNAベイスターズ
の組み合わせとなった。開幕から快走していた東北楽天を8月にとらえると、その後は他を圧倒する戦いぶりを見せた福岡ソフトバンク。シーズンを通して粘り強く戦い続け読売を競り落として3位に入ると、クライマックスシリーズ(以下CS)では阪神を1敗から連勝で、広島には1敗から4連勝してセリーグ初の下克上を果たした横浜DeNA。今回は対照的な両チームの対戦となった。福岡ソフトバンクは2年振りの出場で経験値は高いが、横浜DeNAは日本一になった1998年以来19年振りの出場となる。
データ紹介コーナー
【1】 交流戦(インターリーグ)
まずは今年5~6月に行なわれた『セパ交流戦』(以下インターリーグと表記)の両チームの対戦結果を振り返ることにしよう。今年行なわれたインターリーグの両チームの対戦結果を表1に示す。
<表1 インターリーグ 福岡ソフトバンクVS横浜DeNAの対戦結果>
ホーム ビジター
1回戦<6/ 2(金)> 横浜DeNA 4-6 福岡ソフトバンク
2回戦<6/ 3(土)> 横浜DeNA 3-7 福岡ソフトバンク
3回戦<6/ 4(日)> 横浜DeNA 5-3 福岡ソフトバンク
今年の両者の対戦は2勝1敗で福岡ソフトバンクが勝ち越して終わった。3試合いずれもそれぞれのいいところが存分に観られた内容であった。また3試合全て勝ったチームは先発投手に白星がついていることから、まずは先発投手がきっちり試合を作って相手に流れを渡さないことがより重要となりそうだ。登板した先発投手はバンデンハーク→松本裕→千賀だった福岡ソフトバンクに対して、横浜DeNAはクライン→平良→今永だったが、この時の戦いは大きな参考資料となりそうである。福岡ソフトバンクが勝ち越した対戦だったが、横浜DeNAは千賀を攻略し今永に白星がついただけにほぼ互角の内容だったと見たい。
スタートから13年が経過したインターリーグは、ファンだけでなく現場の首脳陣・選手にも浸透してきたようである。もちろん現場レベルでは相手チームの主力選手の情報は
かなり集まっていることから、シリーズではいかにして付加情報を有効に使えるかがカギを握る。新鮮さには欠けるかもしれないが、やはりこれまでのシリーズ同様に第1戦が重
要な試合となることが予想される。堂々と戦えるということもあり、ファンはさらに楽しめるのではないだろうか。
レギュラーシーズンでは6回までリードして終えると76勝3敗と先発投手の安定感と共に終盤の競り合いを数多く制してきた福岡ソフトバンク。シーズン序盤から5割近辺をキープするペースで進むと、6、7月の貯金がモノをいい16年振りにレギュラーシーズンを勝ち越して3位に入るとCSは一気に駆け抜けた横浜DeNA。2年振りの王座奪還か。19年振りに立つステージで大暴れすることができるか。今年のシリーズを昨年同様、打・投などから行方を占うことにしよう。
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【2】 チーム紹介(打撃篇)
1・2戦は福岡ヤフオク!ドーム(DHあり)で行われるためDHを含めたオーダーをシュミレーションしてみた(成績はレギュラーシーズン全日程終了の確定版)。表2は予想オーダーを示したものである。
<表2 予想スターティングメンバー>
<福岡ソフトバンク> 率 本 点 <横浜DeNA> 率 本 点
1番 8 柳田 .310 31 99 1番 8 桑原 .269 13 52
2番 6 今宮 .264 14 64 2番 9 梶谷 .243 21 60
3番 DH デスパイネ .262 35 103 3番 3 ロペス .301 30 105
4番 3 内川 .297 12 50 4番 DH 筒香 .284 28 94
5番 7 中村 .270 6 42 5番 5 宮崎 .323 15 62
6番 5 松田 .264 24 71 6番 2 戸柱 .214 9 52
7番 9 長谷川勇 .216 2 7 7番 4 柴田 .233 1 11
8番 2 高谷 .206 1 20 8番 7 乙坂 .190 2 3
9番 4 明石 .279 1 23 9番 6 倉本 .262 2 50
昨年あと一歩のところでリーグ優勝もシリーズ出場もかなわなかった福岡ソフトバンク。そのことを踏まえ打線強化に着手した。一番はデスパイネの加入ということになるだろう。
昨年まで千葉ロッテに在籍していたデスパイネの加入は長打力に課題のあったチームにしっかりマッチしたことで打線に厚みが増し、他の各選手が持ち味を十分に発揮したことは言うまでもないだろう。終盤に故障してしまったものの柳田は一時三冠王も狙えるパフォーマンスを見せ、4年目の上林はライトのポジションをつかみ取り、134試合もの出場を果たした。シーズン序盤は思うように星が延びていかなかったが、カブスに在籍していた川崎が復帰すると、ベンチの盛り上げ役として、自らのプレーでチームを鼓舞したこと
で徐々に良さが出てくるようになった。上位争いに加わることができたことで東北楽天を追走することができたことはチームのターニングポイントとなった。
これに対して昨年初めてCSに進出した横浜DeNA。昨年は月ごとに打線の好不調の波が激しく、大きく負け越しては一気に取り戻すやや安定感に欠けるシーズンであった。そんな中でCSに進出しファーストステージを勝ち上がったことは今シーズンに向けて課題も見えたシーズンとなった。迎えた2017年。攻撃面を語る上での大きなポイントは投手が打席に入るリーグ内の対戦において投手を8番におき、9番に倉本を入れたこと。この起用法は5月から本格的に始めているが、昨年にはなかった打線のつながりとリズムが出るようになり、シーズンを通して好不調の波も小さくなっていった。5番の宮崎のあとがやや弱くなることが懸念されたが、シーズン中盤までは梶谷が7番に入ることできっちりカバーした。最終的には元に戻したが、ロペスと筒香を入れ換えたことも印象深い出来事であった。数多くの選手達が数多くの状況においてしっかり適合したこともレギュラーシーズン、CSを勝ち抜けた大きな要因となったことは言うまでもない。
なお先発オーダーについて、福岡ソフトバンクはDHの使えない横浜スタジアムではまずデスパイネをどうするか。インターリーグ同様レフトに入ることになれば中村がライトに回ればいいのだが、守備面の不安が隠せないだけに早めの守備固めが必要になるだろう。
一方横浜DeNAは2017年版打線でこのシリーズも臨む。8番に投手が入ることとなること、また先発投手によって捕手が替わり、各選手の好不調の状態と相手投手との相性を見て替えることが多いだけにセカンドに誰を起用するか、梶谷の打順は2番のままなのか、どのように戦っていくのか注目してみたい。
毎年書いているが、何と言っても短期決戦のため全く打てないまま終わる打者が出てしまうこともあれば、シリーズを通して打ちまくってしまうようなこともある。よく“打線は水物”というが、シーズン中のようにうまくいかないのがシリーズの怖さである。また日本一のポイントは当たっていないバッター(率の残せていないバッター)を必ず抑えること、振れているバッターをいかにして状況に応じて最小限に食い止めてアウトを稼ぐことがポイントとなる。では今回ポイントとなるバッターとその理由を説明していくことにしよう。
(3戦以降について。3~5戦はDHを使えないため多少変わるが、基本的には後の論述にはその影響はないものとして進めていくことにする。)
(福岡ソフトバンク) <キーマン> 内川
2000本安打まであと104本に迫った状態で2017年シーズンを迎えた今年の内川。チームのキャプテンとして、また開幕からチームの4番打者としてチームをけん引し、例年通りの活躍を見せ、2000本安打達成に向け順調に進んでいるように見えた。ところが7月に左手親指を剥離骨折して離脱すると優勝決定後の10月6日まで出場することが
なく、2000本安打は2018年シーズンへ持ち越しとなった。ただチームが優勝したことでリベンジの舞台はすぐに訪れることとなる。CSファイナルステージでは第1戦から史上初の4試合連続ホームランと言う十分すぎるくらいの活躍を見せた。第3戦は則本から、第4戦では宋から打ったものだったが、試合の流れを大きく変える一打となっただけに今シリーズでもその活躍ぶりが見られるかどうか。2年前のシリーズでは全試合欠場だっただけにリベンジの舞台は日本シリーズでも用意されている。さらなる活躍が期待できるだけに大いに注目したい。
(横浜DeNA) <キーマン> 宮崎
ラミレス監督の悩みの1つに“筒香と勝負してもらえない”点があった。今シーズンその悩みを解決すべくロペスと筒香を入れ換えることも見せたが、チームが安定した戦いが出来た要因は、この宮崎の存在が大きかった。昨年サードのレギュラーをつかむと今年は5番サードとしてスタメンに定着し、5年目にして初めて規定打席に到達した。一発で仕留める華麗なホームランを放って見せたと思えば、時には広角に打ち分ける打撃も見せることもあった。出場試合、打率、本塁打、打点の各項目は全てキャリアハイとなり、最終的に首位打者の獲得へとつながっていった。チームが8/22~24のホームでの広島戦で全てサヨナラで3連勝したが、初戦の8/22、今村から放ったサヨナラホームランは筒香、ロペスから続くクリーンアップ3連続となる一打となり、2017年の横浜DeNAの代表的なトピックスの1つになった。豪快さと共に器用さも兼ね備え充実したシーズンを送った宮崎が、今シリーズでどこまで自分の打撃ができるか。ラミレス監督の“筒香と勝負してもらいたい”期待に応えるにはこの宮崎の打撃内容が鍵を握るだけに注目したい。
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【3】 チーム紹介(投手篇)
次に両チームのローテーションを順に挙げていきながら話を進めていくことにする。
表3は両チームの投手の先発ローテーションを示したものである。
<表3 両チームの先発ローテーション>
第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 | 第7戦 | |
ソフトバンク | 千 賀 | 和 田 | バンデンハーク | 東 浜 | 武 田 | 千 賀 | 和 田 |
横浜DeNA | 今 永 | 濱 口 | ウィーランド | 石 田 | 井 納 | 今 永 | 濱 口 |
近年のシリーズではエース対決の第1戦、移動日を挟んで迎える第3戦の重要度が非常に高くなっている。第1戦でしっかり情報収集をし直し、あらかじめ収集したものと違うところがあれば微修正をして第2戦以降を戦う傾向がより強くなっていることがうかがえ
る。例年第1戦は両チームのエース対決、またはその年の勝ち頭の投手同士の直接対決が観られることが多い。今年はそのようなスタートにならない見込みになりそうだ。
まずは福岡ソフトバンクから。とにかく先発投手陣の層の厚さはうらやましい限りである。今年は追いかける時期の方が多かっただけに過去のシリーズ出場時と比べると、より試行錯誤のシーズンとなったが、千賀、バンデンハークを中心に各投手が十分に持ち味を発揮した。本来絶対的存在になるはずだった開幕投手を務めた和田、武田が故障で思うように登板できない中でも中田、松本、リリーフで投げていた育成出身の石川がその穴を十分に埋める活躍を見せた。そして忘れてはならないのが、エース級の各投手を抑えチームの勝ち頭となった東浜である。開幕からローテーションに入り、多彩な球種とテンポの良さを武器に着々と白星を積み重ね、昨年の9勝を大きく上回る16勝をあげた。1人で11の貯金を作ったことは一時緊急事態に陥っていたチームを救う活躍ぶりであった。CSでは第1戦に先発するも不満の残る内容だっただけに、このシリーズではリベンジしたいところだ。もし早い段階での登板となれば高いレベルの内容が求められるだけに、レギュラーシーズン通りの投球ができるかどうか注目したい。
一方の横浜DeNA。昨オフにチームで唯一2ケタ勝利を記録した山口がFAで読売に移籍したことで先発投手陣の補強と各選手のレベルアップが投手陣の最大の課題だった。主な新戦力としてドラフトで濱口を、外国人選手ではクライン、ウィーランドを獲得し今シーズンを迎えた。クラインは2勝止まりだったが、濱口とウィーランドは共に10勝をあげるだけでなく、2人で12もの貯金を作れたことは大きなプラスとなった。また2年目の今永も11まで勝ち星を伸ばしたことも安定した戦いができる要因となった。開幕投手を務めた石田とエースの活躍が期待されていた井納がやや物足りない成績に終わってしまったが、井納は広島とのCS第3戦でようやく本来の投球を見せることができ、いいイメージを持ってシリーズに向かう。あとは広島とのCSで2試合に登板したものの第5戦では早々にノックアウトされてしまった石田のリベンジに期待したいところだ。
なおローテーションについて。福岡ソフトバンクはエース級の各投手の調子の良し悪しを見極めることが非常に大事となる。千賀、和田を軸にバンデンハークが続くことになるものと予想されるが、勝ち頭の東浜がどのタイミングでもいけるだけに悩ましいところである。一方の横浜DeNAは左投手の起用法がカギを握る。打撃面も期待できるウィーランドを横浜での第3戦に起用するとなれば、1、2戦は左投手で臨む可能性が高いものとみる。共に2ケタ勝利を記録した今永、濱口がレギュラーシーズン、CS同様の投球ができるかどうか注目したい。
かつて“第1戦(はじめ)の勝ちはウソの勝ち”と言った名将がいたが、今シリーズも第1戦をとった方が“ただの1勝”ではない大きな1勝を得ることになるだろう。過去10年のシリーズでは初戦を取ったチームがそのままシリーズを制した回数は5回にとどまっているが、それでも第1戦の1勝は非常に意味のある1勝を得ることになる。いい波にうまく乗るためには両チームとも絶対にモノにしたい第1戦である。日本シリーズでは本拠地でも敵地でも負け越さないことがシリーズ制覇の大きなポイントとなる。その意味では移動日後の第3戦は非常に重要な試合になる。この第3戦を制したチームが日本一になっている回数が過去10年で7回を数えており、最近ではこちらの方の信頼度が高い。シリーズ制覇に向け加速するためには、やはり今年も第3戦が大きな鍵を握る試合になりそうだ。
また近代野球で重要視されているのが“リリーフ投手”である。先発は6回または7回が目処で交代させるスタイルが浸透しているため、リリーフ陣が毎試合活躍することになる。嘉弥真、五十嵐、森、モイネロ、岩嵜の後にサファテが控える福岡ソフトバンク。砂田、須田、三上、パットンの後に山崎康が控える横浜DeNA。CSではリリーフ陣の失点が0とレギュラーシーズン以上のハイパフォーマンスを見せた福岡ソフトバンクに対し、先発投手がきっちり試合を作りリリーフ陣に託したい横浜DeNA。継投ミスはシリーズの流れを大きく左右するだけにミスなく継投できるかどうか注目したい。
【4】 ラッキーボーイの存在
この章はシリーズの流れを大きく変える一打を期待したい打者について毎年立てている。2001年の北川(大阪近鉄)、2008年の平尾(埼玉西武)、2010年の岡田(千葉ロッテ)といった選手が少ない出場機会の中で貴重な一打を放ったシーンは鮮明に覚えているファンも多いことだろう。スタメンとして常時出場する選手がきついマークを受ける中、代わって出場する選手たちの活躍に今年も期待したい。
今年の候補選手は吉村、長谷川勇(福岡ソフトバンク)、乙坂、田中浩(横浜DeNA)あたりか。
【5】 結論
ここまであげたことを総括すると、
4-2 で 福岡ソフトバンク である。
今年のシリーズは経験値、総合力で福岡ソフトバンクが上回る。横浜DeNAのCS3位からの下剋上完結のサクセスストーリーを見たい気持ちもあるが、やはりここは夢よりも現実をしっかり受け止めて語ろうと思う。まず先発投手陣。今シリーズで登板が予想される5投手は他チームなら即エースとなれる実力の持ち主ばかり。エース級の彼らの投球はメンバーこそ違えど、2014年の阪神、2015年の東京ヤクルトを全く問題にしないくらい圧倒した。この2回と同様に進んでいくことになるだろう。またセーブのシーズン記録を更新したサファテを含めリリーフ陣は盤石で、リードを許した状態で終盤に向かうことになれば逆転はかなり難しいだろう。一方打線に目を向けると柳田が間に合った(間に合わせた?)のは非常に大きい。メンバーがそろったことで横浜DeNA投手陣に一息つかせる間を与えることもなくなるだろう。あとは左の好打者が相手の左投手をいかに攻略するかにかかっているが、柳田が起爆剤となって次々と攻略していくことになるだろう。左3投手はもちろん、「ウィーランド、井納」も上回ることを大いに期待したい。
このことからシリーズを制覇するのは福岡ソフトバンクになるだろう。ちなみに星取りについては第1戦から順に(○●○○●○)、または(○●○●○○)となることを予想している。
<注意>
昨年も書いたが…
“このコラムは結論が全てではありません。”
結論はまとめとして書いているだけであり、このシリーズの見どころは【1】~【3】
に集約されている。いい方にはまった方が日本一になると考えているため、投手のローテーションの順番など勝ち負けにつながる要素について目を通してもらえると違った見方ができるのではないか。
【6】 まとめと日程
ということでこれを読んでみて、本番が楽しみになったでしょうか?この通りに大体進んでくれればいいのですが…これであなたもタイトルにあるように5597倍楽しく観ることができるはず!? 表4に今年のシリーズの日程を示す。
<表4 日本シリーズの日程表>
第1戦 10月28日(土) 福岡ソフトバンク VS 横浜DeNA (福岡 ヤフオク) |
第2戦 10月29日(日) 福岡ソフトバンク VS 横浜DeNA (福岡 ヤフオク) |
第3戦 10月31日(火) 横浜DeNA VS 福岡ソフトバンク(横 浜) |
第4戦 11月 1日(水) 横浜DeNA VS 福岡ソフトバンク(横 浜) |
第5戦 11月 2日(木) 横浜DeNA VS 福岡ソフトバンク(横 浜) |
第6戦 11月 4日(土) 福岡ソフトバンク VS 横浜DeNA (福岡 ヤフオク) |
第7戦 11月 5日(日) 福岡ソフトバンク VS 横浜DeNA (福岡 ヤフオク) |
(注)どちらかが4勝した時点で打ち切り。
3月末に開幕した2017年のプロ野球は11月に日本一決定の瞬間を目にすることになる。8月に急落した東北楽天を一気に捕らえ最後は2位以下を大きく引き離してレギュラーシーズンを制すると、CSでは連敗スタートから巻き返しシリーズ出場を果たした福岡ソフトバンク。秋に苦しい戦いが続く中でなんとか3位にすべり込むと、昨年の経験を活かしCSを一気に駆け抜けた横浜DeNA。果たして本番はどうなるか。レギュラーシーズン、クライマックスシリーズで戦ってきた通りの普段着野球ができるのはどちらのチームか。今年も過去67年のシリーズに負けないような白熱した戦いになることは間違いない。日本シリーズを勝ち抜くのはどちらのチームか。注目することにしよう。
【7】 おまけ(あくまでもおまけ)
<ちょっとした一口メモ>
・第1戦白星のチームがシリーズ制覇の例:全67回中43回
・第1戦、第2戦連勝のチームがシリーズ制覇の例:32回中24回
(↑非該当の8例のうち読売3例該当)
・ここ10年に限っていうと、初戦を落としてシリーズ制覇した例は5回
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